株式会社PARAT

2019/10/21 残業ゼロを考察する

俺はやで
残業代で子供育てたんや
自動車買ったんや
ローンの返済にあてたんや

PARATの残業ゼロは2014年から完全実施。
それまでは19:00位までが定時。
労務管理責任者であったCOOが仕事の仕方改革を2012年くらいからCEOに提案していた。

残業の成果が上がっていない、生産性が低い、残業手当による不平等な成果報酬。

管理部門はガバナンスが行き届きやすく、特に財務や労務はルールに則って帳尻を決められた期限内に合わすのが使命。

開発系はどうしても時間にルーズ。
何故かを考察すれば答えが求められる。
前提としてルールを決めておかなければならない。
@労働時間:8時間/日 
 240日-年休(10日以上)/年間稼働日
A休日出勤は必ず振替休日とし完全実施
年間一人2000時間以内での経営となる。
一日の配分は
・仕事/睡眠/プライベートが各1/3。
年間では
・仕事20%/睡眠30%/プライベート50%

1時間当たりの生産性を上げるためによく遊び、いい睡眠をしてもらうことになる。

生産性を上げる前に重要なのは生産性を阻害する要因を排除しなければならない。

一番大事なのはルールを守らないお客様とは商いをしない。

着手するときは、Q(品質)C(価格)D(納期)が明確になっていなければならない。
QCDが決まっていない案件には手を出さない。
決まっていない案件ならPARATで決める。

技術力とは実現性と収益性を満足させるコトであり、標準化で実現させる。
芸術作品や俺のマシンも必要ない。

失敗工数も残業時間を生む元凶。
標準化のための開発費を計上し、プロト機を製作することでリスクを回避する。
車載部品のメガサプライヤーともお付き合いしているがプロト機製作等の開発費は提供してくれるために高みを目指した合理化設備開発には喜んで参加している。
ポカ除けや安全、品質に関して微妙に要求が異なりこれが結構厄介なのである。
事業部の垣根を越えてこれらを標準化してくれればもっと早く安くなる。
合理的な考え方ではありませんか。

残業ゼロに必要なことは決めるということ。
 1.明日から残業ゼロです、残業時間30時間
  分は業務手当で付与します。
 2.開発は工程能力の高いモジュールを開発
  しアフターのない設備を開発してください。
 3.新製品はよき理解者に使用していただき
  熟成されてから拡販する。

中途半端な働き方改革は更なる残業を招く。

お蔭様で生産性が高く高付加価値な仕事を求めた結果が残業ゼロ。
2014年3月度 売上11人で 3億円。
2019年3月度 売上20人で10億円。
5年間の実績であり、実践の学びから今もなおゼロ継続。

今は
残業ゼロで夫婦での子供を育て。
車も家も子育てと同じようにシェアリングで生活をエンジョイする時代

私語する暇もなく、指示の明確化のための帳票作りに追われまくり、息つく暇もなく一日が終わる。
若きスタッフが一言「9時に寝ます」
残業ゼロは眠りが早く、深い。

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NEW◆ホームページ 製品カタログアップしました。
・http://www.paratdo.com/pdf/parat_realzero201909.pdf

◆PARAT経営情報開示について:
帝国データバンクに対し決算書渡し、開示をしております。
他の機関には開示しておりません。

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