「凄いね！本日までに1,148種類？」

RZはんだ付ロボットのコテの部位をノズルと呼んでいる、開発本部のノズルホルダーに管理されている新規設計した累計本数である。

2008年に開発を始め、2009年から販売、12年目の積み重ね。
『滴り積もりて淵となる』
車載部品の後付はんだ付工程においてプレゼンスが高まったようだ。
新製品の角ノズルは省かれているが、すでに70種類近く世に出している。

ノズルの種類数だけはんだ付評価を繰り返しており、このデータが「カン・コツ」に頼るはんだ付工程のデジタル化へと進化するよう尚一層R＆Dを窮めて行く。

ノズルの年間販売本数は昨年度実績で1,134本、今期は1,200本を見込む、2025年には累計1万本を越す勢いである。
『Light gains make heavy purses.』
ロボット販売が鈍化しても小銭は入ってくる、積み重ねで重くなった財布の中身がR＆Dの原資となり、明日に続く。

R＆Dの矛先はやはり自動車の自動運転化、電動化に伴う熱引きが大きくなる基板へのはんだ付品質・生産性への貢献となる。

コロナ禍でブースカブースカ文句を言いながら立ち止まっている暇は無い。

来季新卒採用者は5名が決まり、中途採用者も数名を予定している。
CADの新鋭化とCAEによる事前検討強化、クラウド含めたICT化による情報共有によるグローバル化と今までと同様に待った無し。

悩みながら歩みを止めない巡航速度が経営にとって一番の安全運転、変化したことでスタッフも会社も活性化する。

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