一流は、いいものを作るためには面倒臭い事を
厭(いと)わない。
「こんなはんだ付機が欲しかった」
「いいね」
と言われても必ず科学的裏付けを取り、
実績を調査し、品質に関する各部署の承認を
得なければならない。
一年ぐらいの時を経て漸く「工程変更」が出来る。
これは、安全品質最優先の自動車業界における
大きな壁、いわゆる参入障壁。
これが嫌ならこの業界に籍を置く事が出来ない。
電池とモータとソフトがあれば誰でも車が
出来ると嘯(うそぶ)く輩が多かったが、今や風前の灯火。
日本のものづくりはそう簡単に倒れない。
PARAT製はんだ付ロボットが世に出たのは、
お客様の窓口である生産技術担当者の高い志による
事が大きい、更に、主体性があり、目標意識が明確で
粘り強いリーダシップとPARATスタッフが上手くコラボした結果。
トライアンドエラーの中で、突然発生する不良の数々に、
目の前が幾度も真っ暗になったこともあるが、
毎回双方の科学的なアプローチで臭いと一言も発せず、
精神的にしんどい難局を潜り抜けてきた。
この強者(つわもの)達と巡り合った幸運に感謝する。
仕事を終え、一献傾けながらの面々の目は輝き、
笑いがひと時も絶えない。
「面倒臭いの消臭剤は楽しむことや」
ワンオペですべての業務をこなす株式会社KAMOCO、
料理まで内製化で多忙を極めるが、今は腕を上げた事で
お客様に料理を振る舞って「おいしい」を肴に芋焼酎
「伊佐美」を五臓六腑に流し込み、目じりを下げている。
これからも「面倒臭い」から初めて、じっくり時間を掛けな
がら人生楽時と参りましょう。
