PARAT NEWS

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スリープはんだ付にニヤリ
2021/09/27 PARAT NEWS

相変わらずの半導体不足による納期遅延、それだけではないコネクタ部品も市場から蒸発し、来年以降の納期。

自動車業界のRZノズルはんだ付投資需要は衰えはないのだが標準品メーカとっては由々しき問題。
中古市場含めあらゆる入手手段を模索するのだが、日替わりの物不足に頭が痛い。

予定通り物が入らない、それが?
1.品質不良。
工程が乱れて手が変わる。
2.新製品の部品選定が困難。
安定供給可能なものはどれ?
3.資金繰りが悪化。
長期物不足を補う在庫資金。
仕掛かり増による売上減。
3についてユーザが超一流企業、PARATは5年間売上ゼロでも安泰だからと胡坐を掛けれない。
仕入れ先が健全でないとこの先、市場への安定供給が不安定となり先細り。
2023年3月末までの計画を仕入れ先に提示することにした。

先週、最先端自動車部品工場の現場に出向いた。
似て非なる競合他社工法「スリーブはんだ」と一線を画した「RZノズル式工法」と正しているのだが一向に修正してくれない。
現場では少しひねっていた。
面白い事に装置名が「スリープはんだ」。
「寝とんかい!」ニヤリである。

現場での話題一番がモノ不足。
有休設備から外す、世界中からコンパチを探しまくっている。
代替で設計変更したとたんそれが入らない。
止(とど)めは「もっと悪化する」。

アフターコロナは昨年からすでに始まっている。しかし、市場がどう暴れるかは誰も予想が付かない。
PARATにとって想定外のコロナ禍は、人間万事塞翁が馬と捉えている。

昭和世代は戦争、オイルショック、バブル崩壊と生きて行くための試練を体感しながら会社を成長させてきた。
今は令和、次世代が生き抜くにはそれなりの体感訓練は必要である。

そう、それが今!
昭和のOJTも生きる今!
生きるは身を持ってこそが一番!

経営者として明るいアフターコロナを語ってやれば、次世代が絵を描きいい社会、いい会社を創造していくことだろう。

そうなればスリープしよう。

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