面倒臭いを科学し、合理化する装置で面倒臭いを
解消することで生計を立ててきた。
人は手間が掛かり、ややこしさを感じて気が進まなく、
動きたく無くなり煩わしいと感じてしまった時に口にする。
臭さがひどければひどいほど解消させるために
大枚を準備する。
中学生の時に技術家庭科目で学んだ手はんだが
どれ位面倒臭いかみてみよう。
富士山形状のフィレットを求め、まずは道具立て。
コテの温度と形状を決め、はんだの線径や
フラックス量を選定する。
はんだする対象物によって選定条件を変え最適化を得る。
(面倒臭い1)
道具立てを終えれば、フラックスを溶かして対象物の
酸化膜を除去し、対象物をはんだの融点である217
℃以上に温め、はんだを溶融させ濡れ広がらせる。
(面倒臭い2)
この時に、一定の熱量をキープするために、
コテのあてかたを工夫する必要がある。
はんだ付は、単に加熱するだけであるが、
安定して対象物やはんだに熱量を加える必要に迫られる。
熱量が少なければ「いもはんだ」となり、過加熱であれば
対象物の素子を破壊したり、フィレットに
クラックや気泡が発生したりします。
(面倒臭い3)
はんだボールの発生も大きな不良原因です。
コテを早く動かしすぎる事や、対象物に水分が多く含ま
れ水蒸気が破裂し溶融はんだが飛び散る事、
過加熱によりはんだ内のフラックスが急激に気化し、
爆発して生じたりします。
(面倒臭い4)
これだけの面倒臭い作業をコツコツと取り組み高品質は
んだ付ノウハウを蓄え企業で重宝がられる匠。多数を輩
出する事は難しい。何故ならどうしても属人的に成りがち
でカンコツに頼る部分が多い。継承し難く面倒臭い領域
であり育成費が多額となる。
経営は、面倒臭い領域の人材を海外に求めた。
あらゆる機器が電子化されていく中で、果たしてこの領域
を海外に流出させる事が正しかったのでしょうか?
面倒臭いを手の内で克服して、深堀してこそ
強い商品づくりが可能となる。
PARATは、この領域を合理化できるロボットを
開発すれば大きな市場と遭遇できると、
面倒くさい開発にチャレンジをした。
<面倒臭いを科学する2>
面倒臭いを克服するには面倒臭い業務を一意専心する
必要がある。
