PARAT NEWS

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ぱらっといきまひょ 海を渡る 海外駐在員へのリスペクト
2026/08/24 PARAT NEWS

浦島太郎は何処に?
50年ほど前から旧友が海外赴任となる機会が多く
なってきた。
米国の社会学者著書である「Japan as No.1」が
日本経済の黄金期1979年に発表された。
敗戦国の島国でもやればできる、優秀な民族として
の誇りをくすぐられた心地よい時代であった。

後進国への工場進出が多かったので、5年も海外赴任
すると国内に戻ってきても浦島太郎、
使い物にならないと囁かれていた。
時代が変わり、グローバル経済で商いが回るように
なってくると国内が世界を知らない浦島太郎と
揶揄されるようになってきた。

心優しい動物愛護の太郎が竜宮城で豊かな生活を
享受するが、ふと我に返り村に戻れば別世界、
玉手箱の煙で時のゆがみを正され老人に。
戦後の日本国そのものが浦島太郎的な
物語に見えて来る。

国内の景気はそれなりには感じられるが、海を渡った
世界の情報はこれだけSNSが発達しても欲しい情報を
得ることができない。数年間生活をして初めて
少しばかり赴任先の国を知ることになるのだろう。
外国語がプアでも海外には興味があった。
設備投資も海外に流れていく中、現役時代にお世話に
なった力ある人達が海外最前線でマネージャーを
する事になる。すぐさま陣中見舞いのために海を渡る、
動機はこのまま国内で飯が食えるのか不安なので
金魚の糞の様に付いていいただけである。
学ぶことが多い時間帯は夜、昼は目の回るような
忙しさに忙殺される駐在員との時間が取れない。
肩の力が抜け、日本人との会話もままならぬ
孤軍奮闘する駐在員、能天気な大阪弁のオヤジとの
会食を楽しんでくれる。
大企業に勤めているが会話の端々で感じる生活習慣の
違いや情報が隔絶している世界でミッションをこなす
彼らの苦悩、孤独、不安、小商いの経営者がからこそ
感じ取るシンパシーとリスペクト。
国内でしか生きられない企業としての立ち位置も
学ぶ事が出来た。

CEOから若きスタッフを同行し、ユーザの海外工場への
キャラバンOJTの打診があった。
テネシーからの来ませんかとのラブコールメールを着信。
「パスポートの有効期限が2028年、犯歴もないので渡米
を阻むものは現在、一切、ございません。」と返信した。
浦島太郎海を渡るか?