PARAT NEWS

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プロになりたい
2019/06/24 PARAT NEWS

「八尾に行きますか」
息せき切って年端も行かないって高校生が運転手に駆け寄り質す。
「向こうのホームで乗ってください」
一目散に駆けだす、確認無し大丈夫かな。
「あちゃ」ちゃんと教えたり。
同じホームの行き先とは逆方向の難波行きに乗り込んだ。
ちゃんと聞き。

キャリア採用のスタッフが研修に入った。
各部署の仕事を体験し、仕事の流れやルールを3ケ月間学ぶ。
現業を持つ中でスタッフ達がOJTする。
毎日日報が届くので毎日、返信をする。
常套句で、
1.今すぐ戦力として考えていません。
2.焦るな、前職は一度棚にあげてください。
ゆっくりとPARAT事業を学び、会社に馴染む事が重要です。
3.知ったかぶりはしない、ゼロから見つめ直す
チャンスを活かす。大事なプロとしての仕事の仕方を学ぶ、なんでやねんを繰り返す。

3ケ月後、棚から今までの経験を包んだ風呂敷を降ろし、紐解いてください。
今までが無駄でなかった事に気が付きます。

数行だがメールのやり取りだけで意思の疎通が図れてくる。
結構、それなりに癒されるのである。

2日間のマナー研修、ベテラン講師をお呼びして上町本社工場の5階で実施された。

「お客様との接遇で一番大事なのは約定したQCDを提供する事です。
美辞麗句を述べてQCD適当では本末転倒、誤魔化しの圧化粧はお止めください」
OFJTにも手間暇を掛けている。
研修後しばらくは丁寧になるのだが心がこもらない所作はかえってマイナス、一つ上のマナー習得に手を上げた10人が受講。

スタッフがOJTすることに意義がある、仕事の仕方を見直せるチャンスとなるからである。

キャリア採用者にはブラックからや、仕事をブン投げられ満足いく仕事が出来なかった若者が応募してくる。

「ほんまに残業ゼロ」と半信半疑。
全員が18時までに脱兎のごとく帰社する姿にびっくり、ほんまもんやで肩の力が抜けるみたい。

次世代は「残業REALゼロ」、が大きな応募動機となるようだ。

口角を上げ笑みを溜める、お腹の底から声を出す、それだけで頼もしく見えるから不思議である。
河内弁で「おいこら」で伝わらなかったのが、プロの講師からの的を得た厳しい指摘に受講者全員が、気付きを貰ったようだ。
改善された姿に相好を崩すCOO。

さすにこの講師はプロ!次回もよろしく。

マナー研修の成果はコミュニケーション能力が上がったかどうかである。

あの高校生も急いでいたとしてもパニックにならないコミュニケーション能力を有していたら目的地に時間通りに到着した事だろう。
とっさで的を得た回答を出来なかった運転手。

何気ない朝の光景だが50年前の自分がそこにいる。

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◆G20 OSAKAサミット2019開催による物流停滞について
・期間 6月26日水曜日~7月2日火曜日
・上町工場及び難波工場周辺で国賓が宿泊するために
交通規制が周辺で実施されます。
★宅配業務、製品出荷等は遅延や業務停止が予想
されます。
物流業務は6月25日までに、もしくは7月3日以降に
変更いただけますようお願い申し上げます。
★PARATは通常通り営業しております。

◆NAGOYA NEPCON JPN2019 9月18日~20日に出展
します。
・PARATの単独出展です、PARATのスタッフが応対
させていただきます。

◆ホームページ 少し、おもしろくなりました。
・http://www.paratdo.com/

◆中小企業経営強化税制(投資促進系の優遇税制)
が創設されました。
RZはんだ付機は証明書を発行できます。

◆PARAT経営情報開示について:
帝国データバンクに対し決算書渡し、開示をしております。
他の機関には開示しておりません。

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