PARAT NEWS

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初物には魔物が潜む
2018/08/06 PARAT NEWS

サヤ ビサ ビチャーラ バーサ インドネシア。

ジャカルタで自動車関係のシステムエンジニアとして働いていた若きエンジニアが先輩生産技術者と上町工場にやってきた。

ジャカルタブカシにあった電子部品のお客様もすでにその地を撤退し、10年以上も出張する機会を失っていた。
A級ライセンス張りのスピードと車間距離限りなくゼロで大渋滞をくぐる抜ける運転で肝を冷やしながら辿り着くブロックM。
日本食スーパ「パパイヤ」で翌朝のおにぎりとみそ汁を購入し、当時にできたばかりのカラオケUSAGIに行く前に腹支度のために日替わりで「塩梅?」や「ごん太」「丸福」日本食レストランへ。

インドネシア語あるあるで十数年前の記憶を頼りに思い出話に花が咲く。

1988年から松下電子部品向けのトランス生産装置でシンガポール、タイ、インドネシア、フィリピン、マレーシア、ベトナム、台湾、中国へと出張を繰り返していた。

今は販売額の98%以上が海外生産が盛んな自動車関係のメーカ、渡航先に米国、メキシコ、インドが加わる。

愛知県安城市、愛知県豊田市、群馬県桐生市、三重県いなべ市から2週間で4組がRZ-MULTIアンサーテスト(AT)のために上町工場にご来社。
1泊2日なのでダブルヘッダーの日もありTRYチームはてんやわんや。
開発に携わる面々も冷汗の毎日、RZ-MULTI量産試作機の評価前が故に調整不足や取扱いミス等々で評価が中断することが度々、本来ならば11月からスタートしたいところなのだが、見極めしたいというお客様の願いを受け入れた。

スタッフにとってはトラブリたくないだろうが、初物に魔物が潜んでいる、お客様のお言葉に甘えて手荒い方法であるが社内教育もできていない段階での「いきなりハンダ」。
トラぶりながらだがでも得るものが多い。
一番欲しかったはんだ付パワーは各社とも「優秀」が得られ、ヒータMHU50は合格だったことは大きい。
1.課題としてははんだ付時間以外の不稼働時間の短縮
*切断時間の短縮
2.切断部の芯出し方法
*芯出し冶具製作
3.ヒータユニット、ノズル交換の簡易化
上記必要性は携わったスタッフ全員がお客様以上に感じた事であろう。

月曜日朝から、最後の改善点が多々見つかった、開発費を上乗せするから9月初旬までにFIXしろと命令。

盆休みまでにRZ操作体験者を集め改善策を織り込み、11月からの本格販売に向けて8月10日RZ-MULTI KICK OFF。

高崎で買ってきたダルマに目を入れ、「ハルカス300」へ、日本一の高さ300mあべのハルカス展望台へ昇り高みを目指す。

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NEW◆上町工場本社ビル 工事に関するお知らせ
・4F5Fトイレ装飾工事 8月6日
・エントランス、マシンショップ、4F陳列台 8月24日~31日
*工事期間中ご迷惑、ご不便をお掛けしますが御了承のほどよろしく
お願い申しあげます。

NEW◆第一回名古屋ネプコン・ジャパン2018に出展します。
・2018年9月5日 [水]~7日 [金]

◆中小企業経営強化税制(投資促進系の優遇税制)が創設されました。
RZはんだ付機は証明書を発行できます。

◆PARAT経営情報開示について:
帝国データバンクに対し決算書渡し、開示をしております。
他の機関には開示しておりません。

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