PARAT NEWS

PARAT NEWS
ぱらっといきまひょ 経営は『0』から始めてこそ付加価値が高くなる
2023/11/13 PARAT NEWS

21世紀に誕生した未だ会えぬ未来人達、

2025年大学新卒者へのラブコール。

「大阪大学業界研究フェア」で使用する

会社PR動画が完成し、11月10日14時から学生達との

交流がZOOMによって行われた。

 

1部にエントリーはほぼ上場企業の23社。

朱に交わりても白いままの中小企業、

PARATが堂々と名乗りを上げる。

 

楽しいはずのキャンパス生活もコロナ禍に見舞われ、

不幸にも自宅でのZOOM授業三昧を強いられた

21世紀に生を享(う)けた学生達からのZOOM-INを

上町FABブレイクアウトルームで待ち受ける。

 

早い時期から就活を向かえる前に会社からの説明を

受けようとする設定。

 

1.5倍の受注やバージョンアップ対応でてんやわんや、

「理工系狙いだから上町FABで受けてください。

1回あたり35分、4回の枠で学生が訪ねて来ますから、

都度、1階から4階までの魅力的な職場をバックに

質疑を行ってください。」

COOミッションに応えるべく4会場を設営するスタッフ。

 

一生懸命だからこその集客期待、そこに冷や水を

浴びせるCEO「ゼロもあるからな。来た人をゲットする、

だからちゃんと段取りしいや。」

 

卒業生、本年度入社新卒、CEO、裏方計5名が

1階エントランスに設えられたPC画面の前でスタンバイ。

勿論、CEO肝いりPR動画もいつでも流せる状態。

学生の出現を心待ちするが来場『0』を記録。

主催者側が画面に現れ、

「300名がエントリーしています、徐々に皆様方の・・・」

20万円を支払ったクライアントに気を使うが、主役は学生。

 

時間が経過するがブレイクアウトルームは未だ『0』。

「数の始まりは『0』からでも『1』からでもええが、

PARAT経営はすべてゼロから始まるんや。

パラサイト経営だったら『1』や『100』から

始められるけど不健全やで。

はんだ付ロボットもゼロから始またんや」

35分間の空白を埋めるために昭和の蘊蓄(うんちく)

を語り始めるCEO。

 

3回目の説明会は3F、登壇者の後ろには評価用の

ロボットが動いている、これも演出である。

話題が各社の入場者数に。

「NTTが一番人気、TOYOTAも凄いですね。

社長、ゼロは他にも数社ありますので安心してください。」

いやいや、安心するテーマちゃうやんか。

 

いよいよ最後のブレイクアウトルームオープン。

「寂しいしな、代返でもええから誰か来てくれへんかな」

とCEOポツリ。

「それって今は、ぴ逃げって言います」そうなんや。

会場は2F、ピーンと空気が張り詰めている開発室、

画面に釘付けの何もすることがない登壇者。

ここのスタッフである卒業生がなんとラダー図を

描き始める。

COOからフォローの電話、「大丈夫ですよ、最後の

1秒でやってくるから。」と褌を締め上げるフォロー。

 

「『0』で終わったけど、『0』から『1』までもっていく

情熱と努力が未来を拓く。今回のPR動画も優秀な後輩を

雇用できれば今のスタッフがもっと活躍できるからと

COOの依頼で制作を始めた。

PARATは一人でも大きく会社を変えられる職場、

今から始まる採用活動、一人でも仲間が増えればいいんや。

サーモンカムバック作戦や!『0』から初めてることは

無駄でない、有無相生(うむそうせい)。」

多忙窮める中、一生懸命取り組んでくれたスタッフを労う。

 

未来人へのPR動画に求められるものをどう表現する、

TV、新聞がオールドメディアとなり、YouTubeを

始めとするSNSで情報を集める時代。

昭和のコンテンツはおもろいけどウザイとみる時代。

健康とは、からだに悪いところがなく、心身ともに正常で

あることだが、それ以上に求められるのは身心が正常に働き、

健やかである健全が求められる。

 

<次週に続く>

<予告>

・何がウザイのか?

・会社の健康と健全について。