PARAT NEWS

PARAT NEWS
ぱらっといきまひょ 100年ロマン宣言「PARAT BIZ ROMAN」3 
2025/04/21 PARAT NEWS

PARAT CEOが宣言した100年ロマン、いつから数えていくのだろうか?

中鉄工所からであれば1956年創業だから2056年で100年。

PARATであれば2095年で迎える、RZ事業であれば2180年、

確かに「100年」の響きには甘酸っぱいロマンの香りを鼻腔に感じさせる。

決算処理で多忙を極めているので聞きづらいので5月の株主総会後

にそーーと「起源はいつからなのか」聞いてみることにする。

 

1991年に出会った野村総合研究所村上輝康さんと品川柘榴坂で

旧交を温めた。2002年から理事長を務められ、

今は2012年に創業した 産業戦略研究所代表、御年79歳。

研究テーマとしていたモザイク、共感・共創の戦略、ユビキタスネットワークを

熱く語ってくれた。上京した際に門前の小僧として興味深く耳を傾けていた。

70歳代のテーマとした「サービスイノベーション」で一兆円の事業を産

み出し、80歳代としては「付加価値経営」に取り組むと言う。

大企業から足を洗い、益々血気盛んな創作活動に血沸き肉躍る温かさを

身体の内部に感じ家路についた。

 

柘榴坂から四日後に、大阪大学助教授を経て和歌山大学名誉教授であられる森本吉春さん、

福井大学教授藤垣元治さんと現在財務コンサルティング事務所を開設している

増田浩士さんが六甲山の麓にある隠れ家オフィスKAMOCOにやってきた。

増田さんとの出会いも村上さんと同じく1990年頃にニューファクトリー(快適借金工場)

建設に辺り融資を受けた際の中小企業金融公庫阿倍野支店で審査担当者としてのご縁でのお知り合い。

2014年に日本政策金融公庫特別参与審査部門長(役員)を退任されたが

日本の各拠点の支店長として赴任先のドアを叩き経営談義を

夜遅くまで語り合ったことが思い出される、いまだ枯れない古希同志。

 

森本さん(81歳)、藤垣さん(58歳)は2005年から二年に一回開催した

「Oyajiサミット」にご出席していただいてのご縁。和歌山大学のゼミ生がPARATに

中途採用されたご縁での再会。このお二人も凄い、大阪大学が

ベースだが企業に就職してからの教鞭。和歌山大学のシステム

工学部創設時に子弟が我が故郷紀州に乗り込んで立ち上げてくれた。

ご縁とは不思議森本さんと村上さんが繋がった、

お二人は大阪府立大手前高等学校卒業で小松製作所にご縁があった。

 

KMOMOCOキッチンで料理された十数種類に及ぶ肴(あて)でワイワイ

ガヤガヤであるがあっという間の8時間。波乱万丈のエピソードとみなぎる

今やっていることとこれからのやりたいことに永遠の若さをいただいた。

特に脊柱狭窄症を患いリハビリでやっと歩けるようになったのだが前日に

は大阪万博初日に出向き待ちくたびれた森本吉春さんが急な坂道の連

続のカモコ坂を歩いてやってきた。大学を退官後にベンチャーを起業し、

意に反して畳むことになった事業の顛末にPARATの歴史が共鳴する。

 

<100年ロマン宣言「PARAT BIZ ROMAN」4>

特許も取った、JIS規格にも登録されたハイテク技術を残念した森本さん

にお話ししたRZ事業物語。

 

RZはんだ付ロボットの試作開発期間は半年、2009年1月東京ビッグサイトで

開催されるネプコンジャパンに出展することも決めた。

評判はいいが中々売れない、直ぐに鵜吞みしないはんだ付で苦労した人々が集まって来ている。

全国キャラバンも計画し、日本の津々浦々に実機を運びDEMO・・・・・・。

ユーザはレーザーはんだ付に傾いており、RZ工法を半信半疑で眺めている。

年商7億円に迫った業績もなんと0.15億円まで・・・大丈夫か?