PARAT NEWS

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ぱらっといきまひょ けったいな会社や人と交合わない幸せ
2024/01/22 PARAT NEWS

「25年先を想像してみた。

人々は変わらず、豊かさを求めていた。

利便性を創造する創業55年のPARATは日本の

産業に必要不可欠な100億円企業として

継続していた。」

SPEAKER:あるべき姿を想像し、課題を創造に

よりソリューションする事に喜びを得る CEO

2024年成長戦略プレゼンテーションが始まった。

 

2008年にはリアリティが欠如していたはんだ付

ロボット事業、当初は、100億円市場の創造と

言っていたものが、2024年1月1日での受け止めは

「年商100億円か、手応えでてきたなぁ」である。

 

5000年の歴史を持つ金属接合するための合金

「はんだ」であるが、いかにして高品質に合理化

(装置化)するかが課題であった。

基板への前工程でのはんだ付は表面実装技術が

進化し、装置産業として大きな市場を得ていたが、

後付部品挿入後の後工程はんだ付工程がネック

となっていた。家電業界は逸早く、安い人件費を

求め地方へ、地方から海外へ、そして地の果てへ

とジプシーの如く生産拠点が移っていったが

自動車部品は人の命を預かるだけに装置化による

品質の安定は必須であることを学んでいた。

 

セラミックスノズル内でのはんだ付工法に出会って

製造権を得て真っ先に開発コンセプトとして

「高品質はんだ付ロボット」とし、「さらばカンコツ」を

銘打って進化させたWILLが今を支えている。

 

自動車部品業界も、コテによる引きはんだ、レーザや

コテ挟み、部分噴流によるはんだ付工法がラインナップ

されていたがどれもがディファクトスタンダードを

得ることが出来ていなかった。

10年以上自動車部品業界で育った者として掲げた

「REAL ZERO:はんだ付不良ゼロ、ライン停止ゼロ」を

実現させるM1材料(ワーク)、M2装置、M3維持管理の

最適化により実現しましょうと市場に提案活動を行い、

はんだ付評価して最適なロバスト性が

高いはんだ付工程条件が求められれば販売します

と言うビジネスモデルを確立した。

 

当時は、新参者で右も左もわからない大阪の業者

に対してカンコツ業界の方々から白い目で見られた

が、「あほちゃうか」という他愛もない科学的根拠が

無い内容ばかりで完全無視。けったいな会社や

人に巻き込まれなかったのも功を奏した。

 

1点1点はんだ付する事の実績が積み重なり事業も

軌道に乗ってきたのだが、質的能力だけでなく、

次第に量的能力も求められるようになってきた。

 

はんだがちゃんと付くか付ないか?から世界の現場で

使い熟せるか、生産性の高いロボット化への要求が

高まってきた。

さて、どうするか改善の連続の繰り返しはほんまに

しんどい。

どのようにやり抜いてきたのか。

RZ歴史の先に未来がある、成長戦略を聞く

スタッフにパワーポイントで紐解く。

 

25年先のRZ市場はどうなっているのか。

 

来週に続く。