PARAT NEWS

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ぱらっといきまひょ 残業「0」だけど売上倍増
2024/03/25 PARAT NEWS

「残業ゼロ」だからホワイト企業と言えるほど単純ではない。

36協定を順守し、事業に合わせて残業すればいい。

 

PARATにとっては、「0」が最良の選択として、

10年間順守し続け、これからも変わらない、これが企業文化。

 

経営とは人を取りまとめて事業収益を上げる生業。

小規模であればあるほど経営者は下働き含め多岐に

わたる業務を熟さなければならない激務。

ましてやここ十数年、超一流企業をユーザに持つPARATに

とって人の質と量を高めないと負託に応えることができないと

肩に力が入り、五臓六腑にストレスを溜め込む事となる。

ON-OFFを切替え心身ともに健康だからこその課題解決と

誰しもがそう思うのだが中々できない。

 

2014年難波工場竣工とともにCOOが絶対「0」宣言、10年も

続くとは思わなかったが今や、最前線のスタッフにとっても

心の底から「残業ゼロ」で良かったと思える日々を送っている。

 

残業時間には課題も多い。

1.ラインを止めない、不良ゼロ等、市場である自動業界は

精神的圧迫が大きく、過剰残業になりがちとなり、

その中での課題解決は精神的に追い込まれやすい。

2.ダラダラ、お付き合い、隠れ、サービス、人の目残業と、

効率的でない時間に費やす残業代計算や管理、働く人にとっても

無駄な時間。一生懸命夜なべをする人達と区別が付かない。

3.テレワーク時代到来だが、上記内容に拍車がかかる、

面直がないコミュニケーション不足が更なる課題を創出。

 

「0」のメリットは、

1.時間内で仕事をこなす訓練ができ、タイパが良くなる。

2.ON-OFF切替えによる精神的負担の軽減。

3.自分の時間が持てる幸せを得れる。

 

PARATのスタッフは異口同音に語る「残業できません。」

8時間以内で目一杯、「目茶しんどい」のだ。

今期は対前年度2倍近い売上げ、それでも残業「0」、

そらそうやである。

 

これからも人手不足で高齢化、「残業0」こそが

その切り札かもしれない。ものづくり業界でありえない

「0」を宣言して、徹底させたCOOの胆力ある経営手腕に敬服しながら、

立ち飲み屋のカウンターのシミとなり菊正宗のぬる燗でストレスを洗い流す。