PARAT NEWS

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ぱらっといきまひょ ロマンの旅に待ち受ける聳(そび)え立つ壁2 
2025/05/19 PARAT NEWS

PARATの株主総会が5月17日無事終えた。

CEOからの経営業績発表があり、

提出されたBS&PLを大株主、名誉顧問の名を汚さないように

眼鏡を額に上げながらじっくり数字を追った。

過去最高の売り上げと利益に目が眩む。

新CEO就任してのこの数字を計上できたことに

前CEOとして感謝の誠を捧げた。

 

販売額25億円を計上し、お客様から30億円までの

ご依頼に応える体制は整った。

これも偏(ひとへ)に「ロマンの旅に待ち受ける聳(そび)え立つ壁」を

越える事が出来たからだ。

当時、TOYOTAグループのTier1メーカのすでに早期退職された

半田和彦さんからの「社長、これ不良品でない素晴らしい工法や」

と衝撃的なお褒めの言葉をいただいた事や、

同じくデンソーグループからもはんだ付品質

に関する好結果がもたらされたからようやく

最低限の品質の壁を越えられたと安堵したことが思い出される。

経営者の喜びは常に束の間、品質の壁の次にやってくる

織りなす壁の数々、五十路半ばだったがまだまだ

現実と向き合う体力と気力が残されていた。

 

経営のパートナーとして経理・労務の実務をこなしながら

財務戦略、販売企画と八面六臂の働きをみせた現CEOが

枕を高くして寝られるように四つの課題への

解決策を投げかけて来た。

  1. 生産体制!
  2. 在庫体制!
  3. 機密保持!
  4. アフターサービス体制?

長きに渡りお客様の生産課題を装置を通して

解決してきた職人経営者として課題を共有できる

パートナーは力強い。方針を立て、科学的に

数値建てできれば時が解決する。

ここで重要なのは内部で急拵(こしら)えでは揃えられない

ものづくりの内製化、パートナー企業との連携が

最重要課題として浮かび上がる。

しかし、販売計画が立てられないと

良好なパートナー関係が構築できない。

在庫も視野に入れ、寝かせた物の資金計画も同時進行、

秘密・機密情報漏洩も気になって仕方ない。

 

日本の経済を支えてきた一流企業の戦士達は、

PARAT信頼できるが安定供給メーカとして信用を

確信をもって認めていないと自覚していた。

不安なる矢継ぎ早の要求に答えていかないと

アーリーマジョリティーゾーンに踏み込めないのである。

 

<ロマンの旅に待ち受ける聳(そび)え立つ壁3>

ノズル式のはんだ付けロボットの需要が見てきた、

市場の関心が集まれば脇を固める必要に迫られる。

苦労を事業化した、無にはしてはいけないので知財での

防御を当初から始めていた・・が。