生誕70年、2055年で100歳か「人事を尽くして天命
を待つ」のみと達観している。
PARATを1995年に興して30年、辛抱実ったこの先に
何が待ち受けるか70年先のロマンスをイマジンする。
2008年に100億円市場創造とビッグマウスし、退職時
にようやく25億円計上。
中小企業庁と経産省が打ち上げた「100億宣言」、元
気な中小企業を喚起し「失われた30年」から抜け出そ
うと「年商100億円やります」宣言をさせようとするもの。
経営やとしてはしんどい業務が待ち受けるが人参がぶら
下げている、補助金が使え、各種優遇措置も受けられ
るという代物。
秘めた力を持った会社は確かに沢山埋もれているのは
間違いないが経営者は結構奥ゆかしい人が多い。
ビッグマウスでなくビジョンを掲げての申請、PARAT CEO
からこの事業への参画を依頼されたビッグマウスの名誉顧
問、二つ返事で快諾。
100億円までのアナログの想いを、事業計画としてデジタ
ル化する。会計顧問も過去や来る5期分の経営数字の
入力や分析を行う。審査に合格し、補助金を受ける事が
出来れば知財が強い顧問弁護士も参画する。
ブレーンを集めるのが非常に上手いし、宣言政策を聞く前
から、「PARAT BIZ ROMAN」「PARAT100年ロマン」を掲
げ、神戸高専のネーミングライツ権を取得し、尼崎市塚口
に135坪の土地を取得、目が回るような矢継ぎ早の決断
に支障が来さないように支えていた。
先見性あふれた意思決定、進取性に富んだ政策に改めて
畏敬(いけい)の念を感じていたのだがそれだけでは終わらい。
「100億宣言」しますので申請お願いしますと依頼された。
いつものように期限がない、神戸港からの汽笛と鶯の鳴き声
で癒されながら巡航速度で業務をこなそうとしていた者を一
瞬にして覚醒させてくれた。
<100億円宣言が持つ意味合い3>
第四拠点のネーミングですが、「塚口ファブリーズです」 。
NGとしたが聞き間違えたようだ、消臭剤でも扱うのかと思って
いたが「Tsukaguchi RZ Fabrica」だそうだ。
ファブリカが持つ意味合いに思わず膝を打つ・・・・・。