はんだはツタンカーメンの時代から存在していた。
5000年以上の歴史を生き抜いいてきた金属を
接着する事が出来る低融点合金に魅力を見出した。
「IRON WORKS」意味は鉄が溶融される、
鉄商品が出来る場所(鉄工所)。
中鉄工所から始まったモノづくり人生、
終わりにチャレンジするのが「SOLDER WORKS」、
はんだを溶かして付けるはんだ付ロボット開発に賭けた。
2008年から始まったこの事業、はんだ付需要は家電や
電子部品業界がビッグ市場だがニッチな市場を狙った。
はんだ付工程でも最後に行われる後付け部品への
はんだ付、尚且つ業界は自動車部品。
PARATが持つ、技術資産や企業規模、
長年付き合ってきた事による好印象なるユーザとの
親和性が決め手であった。特に、トヨタグループを
ベンチマークした。当時のトヨタHEV年間販売台数は約43万台、
今や約430万台と10倍に市場は拡大した。
市場への目の付け所は間違っていなかった。
背水の陣で挑んだのだがリーマンショックで仕事は無くなり、
万事休すとなるところだが、拾い仕事はしないとすべての
仕事は断った。とことんこの事業に掛ける、強い意志による
、いや強い意志を持たないと直ぐにお陀仏になるRZ事業
が始まった。
どんなはんだ付ロボットにするのか、デザインが決め手。
7名のスタッフによるRZ開発物語の始り、始り。
<REAL ZERO誕生物語4>
そもそもの発想は、技術顧問の持ち合わせていたノズル内
でのはんだ付工法、試作機は見せてもらい、PARATで一
台販売したが商品としての完成領域に達していない。
はんだ付不良ゼロ、チョコ停ゼロを実現する工法のデザイン
開発が始まった・・・・・・・。
