PARAT NEWS

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つくつくぼうしに秋を感じる
2019/08/26 PARAT NEWS

けたたましいクマゼミの鳴き声が聞こえない。

山間部ではニイニイゼミやツクツクボウシがいつものように気持ちよさそうに鳴いている、聞かせてもらっている。

セミが鳴くのは26度から33度の温度帯と言われており、風が吹いたり雨が降っているかその他猛暑が続く今日この頃の気候が影響しているように思われる。

夏季休暇明け一番にお客様からの緊急招集、三河で10:00から会議が始まった。
パワーデバイスへのレーザからRZ-MULTIへの工程変更、PARAT-AT基板8点を超える同時多点はんだ付も視野に入れた年内納期を可能にする評価機の仕様打合せである。
この日は難波工場で本案件の温度プロファイル取りをする3回目のアンサーテストが実施されている。

そもそも現状は後工程はんだ付で機械による高品質はんだ付が確立されていない。
後付工程の天下(工法)統一で世の中に貢献しようとRZ工法を窮めてきた。
11年目でようやくRZ工法が認められたと実感するようになった。

発売当初から今に至って「はんだ付ヘッド売り」を懇願されるが売らない。
ロボット部は単なる位置決めでなくREAL ZEROを実現するための標準機能と連携したプログラムとノウハウが必要とする。
メカトロ、情報系技術者が枯渇する中で最小限RZ保証モジュールとして販売するポリシィーが自動車業界での大きなプレゼンスを高めた。

もう一つの販売ポリシィーは事前評価もせずに購入希望をされるお客様には安請け合いしない。
よって日系しか売らない、日系でもメーカを昭和の名残のような下請けのようにしか思わないハラスメント系の顧客は入り口でお断りしている。

すでにMULTIの評価が始まっており、10台余りが市場に出ている。
新製品のSLIMも先行評価で2社から受託している。
MEGAサプライヤーのパワー系デバイスへの高品質はんだ付実現要求に呼応するために開発ロードマップの時計の針を早める必要に迫られている。

2008年から始まった開発・評価、すでに500以上のアイテム5000点以上のはんだ付をしプロセスウインドウ作成によりはんだ付工程管理条件を求めている。

これからも「さらば無理繰りはんだ付」
不良・ライン停止ゼロを実現できると品質が厳しい自動車業界を市場として一意専心で調査・開発・製作・販売する専業メーカとして未来を見据える。

セミの人生は結構長い、特に地下生活が長い。
PARATは地上(表を駆け巡る)生活者は少ないが、RZをブランド化するための地下生活者が沢山いる、長く市場の負託にこたえるためにも安心できる地下帝国を構築していく。

「つくつくぼうし、つくつくぼうし」に経営を教えられる。

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◆NAGOYA NEPCON JPN2019 9月18日~20日
に出展します。
・製品設計・生産技術・保全・生産に従事する
方々のご来場をお待ちしております。
・問合わせCSスタッフがスタンバイしております。
*事前時間予約願います。

◆ホームページ 少し、おもしろくなりました。
・http://www.paratdo.com/

◆中小企業経営強化税制(投資促進系の優遇税制)
が創設されました。
RZはんだ付機は証明書を発行できます。

◆PARAT経営情報開示について:
帝国データバンクに対し決算書渡し、開示をしております。
他の機関には開示しておりません。

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