利便性を追及することで豊かな生活を享受したい

のだが、辿り着くまでは結構面倒臭い。

「SMART ICOCA」を採用した。

現金なしでチャージができ、JR西日本のICOCA

エリア内での列車での利用や買物ポイントが

溜まるとあるがこれが採用理由ではない。

コロナ明けで、JRの特急指定席が観光客に

占拠されているという情報から、ネット予約を

強化しようとJR-WESTのEX＜予約＞を

利用するための手続きを行った。

よく内容を理解しなかったのか、

1.EX-IC/2.J-WEST VISA/3.SMART ICOCA、

３種類のカードが手元に届いた、「？」。

後付けでの、理解を開始。

1.EX-IC：EX＜予約＞した時に、このカードを

指定すればこのカードをタッチするだけで改札OK。

2.J-WEST VISA：EX＜予約＞の入会には必須で

VISAカードでなくても良かった。

3.SMART ICOCA：1＆２は必須であるが、この

カードは申し込みの流れでどうやら適当にクリック

したようだ。

このSMART ICOCAのお陰でJR、阪急、近鉄

と各電鉄3社をグルグルたらい回し。

古いICOCAをSMARTにCOPYしてもらおうと

「みどりの窓口」へ、これ近鉄で買われたから、

期限まで待って新規購入下さいとの事。

満を持した期限切れ後、自動券売機で手続する

が弾かれる。なんとSMARTは一度も使っても

いないのに乗車記録があり、出場記録無しが原因。

阪急改札に行き、消してもらおうとするが駅員

「？」、古いICOCAと２つ財布に入れていましたと

言ったところ「分かりました」と２つ返事で消去してくれた。

ICOCA重ねでの作動不良が発生する事を学ぶ。

次の日に、エラーの無いSMARTで通勤定期を

購入しようとするが、又もや自動券売機に弾かれる。

「なんでやねん」

こうなったら、近鉄とJRのターミナル鶴橋駅で

問い合わせればぐるぐる回らないで済む。

まず、近鉄から「SMARTは近鉄では買えませんのでJRへ。」

定期はJRで買えたが、古いICOCAのデポジットを

返金してもらおうと思ったがカードが古すぎて

デポジットが読み込まれないので、新しいカードを

購入した近鉄で発行してもらってから14日以内に

JR窓口に来てくださいってかい、たらい回しはいつまでも、

どこまでも線路のように続く。

更なる利便性を得るには、ややこしい手続きが付き

まとうがここで諦めれば利便性を得ることができない。

マイナンバーも面倒臭い手続きやバグはあるだろうが

老人が死ぬまで活動的に生きたいならば、そこはグッと

我慢し、未来への開発に協力し、利便性による利益を

共有すればいい。

市民活動家のような原始時代への回帰論を声高に、

イデオロギー達成のためにプラカードを掲げ叫ぶ

ジジババ、遭遇すれば必ず静かにしなさいと一言

お供えしている。

「ああならないように」

と我が身を振り返り戒めている。

これも「ものづくりの合理化」に身を置いたからこその

前向きな気づきだろう。