PARAT NEWS

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ぱらっといきまひょ 知恵を絞り合理化、知見を集め人に寄り添う
2023/07/31 PARAT NEWS

便利な仕組みでもイレギュラーな対処には手間が

掛かるから学ぶ。

 

ICOCAのデポジットを返却してもらおうとしたのだが、

使い込んでいるためにデータが読み込めないので解約

できない。

手作業での再発行したカードによる手続きとなった。

窓口のご案内に従ったのだが、たった500円戻して

もらうためにサービス元、ユーザともなんと手間がかかる

事かを実践してきた。

 

まず気づいた事は、自動券売機の台数が増え、

機能アップしている事により窓口スタッフが少数精鋭。

故に窓口で待たされる時間が長い。

 

自動改札含めたゆまない合理化投資のお陰で無人化が

進んでいるが、トラブルが発生するとその解決

は全て人海戦術となる。

 

安全運行とトラブルに対する最適な対処には人を

掛ける必要がある。

 

「カードの再発行は券売機で」と窓口の二人が大きな

パウチされたマニュアルを読み上げながら作業開始。

「すみません、500円要ります。終了後返金しますか

ら」、意味不明の手間。担当者不在の窓口に並ぶ乗客が

厳しい目でこちらを睨む。

窓口がいつも一杯で何度も出直してきたのだから勘弁

してね、とその人達に無言で詫びを入れる。

 

ゴールデンウイーク前後から来客が増えている。

2025年以降に販売される新車対応自動車部品用

のはんだ付評価サービスのRZ-ANSER TESTも

賑わって来た。具体的には、電動化、自動運転化の

需要が中心。

 

半導体や制御部品の品不足も一服感があり、

生産も回復してきている、RZはんだ付ロボットの

消耗品需要も回復。

 

四半期の売上は、予定より20%程少ない。

7月は2億円を越え、過去最高の月次売上、年商

15億円軌道に乗ってきた。

単価の高い、設備物であるので乱高下が有っても

不思議でないが、計画的に設備投資を実行される

Tier1様の計画性の高さのお陰で売上が安定。

経営者にとってなによりのご馳走である。

 

投資計画も、2024年は勿論の事、2025年までの計画も

耳に入ってきた、常に備えよである。

好況に対応するために、積極的に人材採用を行って

いるが即戦力の人材採用はあり得ない、戦力化までには

時間が掛かる、掛ける必要がある。

 

人材は常に不足する、標準化出来たものはどんどん

合理化して凌いでいくのだが合理化するためにも

優秀な人材が要り、合理化から外れた業務にも人材が要る。

 

合理化による余剰人員は合理化できない、してはいけない

作業への再配置と再教育を行う必要がある。

 

はんだ付作業の合理化設備開発業者として、余剰

人員を活用する事によりお客様の付加価値を向上

させるサービスを提供するのも一考。

 

クレームや要望と言った声を集めてデータ化、AIで

整理整頓させ、ベテランに監修させCHATBOT対応

させれば合理化の溝は埋められる。

 

まだまだ人として知見を集めてやることが沢山ある。