PARAT NEWS

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ぱらっといきまひょparatnews221010  難波からiZA!まだ見ぬ未来へ
2022/10/10 PARAT NEWS
2022**PARATウイクリーハプニング**2022
高級カーテンブランドであるバウマン製の紫色ケースメントカーテンが外された。
9月25日、日曜日出勤し、入居した状態となるように残滓を業者 に頼んで運び出してもらった。
手際よい作業により、一時間余りで解放され、B5出入り口からなん ばウオークに放たれる。
小腹がすいてきた、なすがままに東に歩を進める。日本橋辺りでぬる燗の香りが鼻を衝く。
後髪を引かれるように「梅乃宿温 酒場」と書かれた暖簾に踵を返す。
酒造好適米「露葉風」を使用した、 五段仕込み純米酒「Unfeigned SAKE Terroir」を舐める。
肴(あて)は炙りしめさば、カウンター で独り酒、何十年ぶりであろう。
ものづくりの街東大阪から都心の難波に評価と開発、最終検査の機能を移転させた。
すでに東大阪はものづくりの中心でなく更に郊外へと工場は移転し、
マンションに建て替えられ住宅 地へと変貌を遂げていた。
一番の問題は、人が集まらないことであった。
役員にとって東大阪から難波への 進出は大きな賭けでもあり、
国内外から一流の評価をしたい技術者やVIPを迎えれる
おもてなしの場も設けたセンスある工場にしたいという強い思いで竣工させた。
三十数年前の事であった。 赤い作業着を着用し、テレビに出演
「心斎橋で工場OPENさせるの が夢です」と放言したことを思い出す。
広々とした空間にCOOと身を置き、 不安と期待を身に抱き、
RZはんだ付ロボットのブランド化による世界進出を誓いあった事が脳裏に走馬灯のように巡り巡ってくる。
すでに三杯目、あてはキャベツの塩辛炒めに変り、知らぬ間に目頭が熱くなって来た。
4年毎のCOOのミラクル投資が始まった2014年。
その強いWILLによって 2018年上町FAB、2022年Mimosa smart officeと繋がり、
8年で売上が 3倍に、利益は6倍に跳ね上がった。
自己資本比率もうなぎ上りで、内部 留保も厚くなった。
残業ゼロもここから始まり、優秀な若者がこれを機に集まってきた。
コの字カウンターの風景が霞んできた。 たまには独り酒もいいモノだ、
絵になるほろ酔いOyajiと自画自賛。
「正正の旗、堂堂の陣」 9月25日に旗(カーテン)が降ろされ、
10月7日に退去手続し、陣が解か れた。
難波工場がレバリッジとなり正々堂 々と一流の自動車部品メーカとお付き合させていただいている。
感傷に浸っている時でない。 iZA!まだ見ぬ未来へ。