PARAT NEWS

PARAT NEWS
ぱらっといきまひょ 量質転化の法則で高齢化社会を生き抜く
2024/02/19 PARAT NEWS

1月行く、2月逃げる、3月去る慌ただしいこの時期に、

前期一年分の売上が怒涛の如く押し寄せる。

 

1995年創業のPARAT、来る3月末で29期目の決算を

終えるのだが、1.5倍増を見込んでいたがそれを

遥か上回る。3Q累計で前年年商10億円を計上、

残る1Qで10億円を熟さねば、まさにアンビリーバブル。

 

今期は、変化点満載の初物尽くし。

1.HI-END化した3商品の膿み出しと、量産対応。

2.スタッフ再配置し、3拠点同時稼働。

3.量産対応新規OEMメーカ稼働。

コロナにおける投資先送り需要増大に加えての

慢性的な人手不足、品不足、長期的に今

その対応しないとの経営決断。

 

翌期20億円体制で構築したの防波堤を易々と

超えていく需要。

 

どうしても連携と共有が上手くいかない、

GOOGLEスプレッドシート(表計算ソフト)を

古希前手習いでマスター後、運用しようと企画書を

作成開始、頭の中がGOOGLEと課題解決で満杯。

 

「立っている者は親でも使え。」

「社長、LOGIXに部品を」とハンドキャリを依頼される。

翌週の火曜日から稼働する流通加工センター、

スタッフゼロなのでCEOが企画から現場まで全てを仕切り、

引越前段取りでで上町FABから中津LOGIXに、

電動自転車に跨り、近鉄大阪上本町駅へ、鶴橋を経由し、

JR大阪駅へ。ふと我に返る足元が涼しいし、軽い。

一瞬にして赤面、「しまった」。静電対策した透け透け

の上履き用サンダルで都会の真ん中に立っているでは

ありませんか。

「量」は「質」を産む、鍛えるといわれるが、ボーンヘッド

なトラブルもポツリポツリでスタッフを叱る日々が

続いていたが、ここに来てCEOが天然記念物級のボケ。

 

タイトなスケジュール、齢(よわい)を重ねたことを

悔いる時間は無い。LOGIXに辿り着き上履きに

履き替える、不思議な間。

少人数で、堆く(うずたかく)積まれた受注品払出し

作業の合間を縫っての引越し準備、クスリと

笑ってくれたが、大きくはウケ無かった、残念!。

 

工期通り仕事を終えてくれた工務店、段取りMaxの

引越し屋さんが5時間で3拠点瞬間移動、

いいお付き合いのプロの達人達に感謝、感激。

楽天で買ったスチール棚を組立、上町、本社、中津

1Fの什器類の再配置、OEMメーカで出来ない組立物

の内製化により年商20億、いや30億円に備える。

 

お客様は百年に一度の大改革真っ只中、

得体のしれない世界市場と戦っている、

そこにPARATも馳せ参じている事を

自覚しなければならない。

お客様も、仕入れ先様も、永遠に続く人手不足と

高齢化、品不足下での遣り繰り。

社内だけでない信頼関係を築き上げた上でのボーダレス

な関係構築がなければでっかい山は超えれない。

COOが説く、お客様、仕入先、PARAT三方良しで

初めて世間良し。利は元にありを改めて胸に刻む。

 

『量質転化の法則』を信じよう。

一定量を積み重ねることで、質的な変化を起こす。

この上達論は、齢(よわい)を重ねても尚、現場で

苦悩する上履きで街を徘徊する高齢者にとっての生きる励みだ。

 

RZはんだ付ロボット誕生から15年、なんと2年に一度の

バージョンアップを繰り返し、5度の引っ越し、息つく暇が

無い成長進化の結果が年商20億円。

この辺のあがき具合は次週に。