PARAT NEWS

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世界情勢で悟る栄辱
2022/04/11 PARAT NEWS

3月30日、スタッフ全員に27期決算賞与が振り込まれた。
10年連続である。
役員達にとって、今期も無事に利益を分配できたとほっとする一時。

好業績だからと言って明鏡止水の気持ちで28期が始まるわけでない、常に気が抜けない、これが経営。

残業ゼロも2014年以来更新中。
その日その日のON・OFFが可能となりお陰で身も心も健やかを維持できている。
これが課題解決の原動力となる。

残業ゼロを始めた際に受けた叱責。
「お客さんが残業しているのに」とちゃらんぽらんな商社から罵声を受ける若きスタッフ。
あまりにも理不尽な「お客様は神様」的抗議に唖然、即商流変更。
働き方改革が始まっても残業がいたるところで蔓延っていたがパンデミックが皮肉なことに劇的なワクチンとなったのだろうか、17時以降のメールや電話が激減した、やればできる。
黒く渦巻く塊から小さな温かい家庭でのリモート業務により我を取り戻した効果か。

ものづくりの世界はおじさんの声が大きい社会。
多くはないが女・子供・小さいものにマウントを取りたがる輩が今も居る。
気の毒な身寄りが無い持続可能な社会形成には不必要な人種である。
ずかずかと上がり込んでくる輩をその都度駆除をしているが後を絶たない。

全方位に向こう傷をいとわなく瞬間湯沸かし的に声を荒げるおじさんとして他人事ではない。
クールに晩節を過ごす大切さと、穏やかな生活が持つ幸福感を大事にできるお年頃。

経営が安定した今だからこそ、
「衣食足れば則ち栄辱を知る」。

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